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テニスで生じた肘の内側の痛み(30代 男性)

主訴

肘の内側の痛み

肘の内側の骨の辺りが痛い。

運動不足解消のためテニスを週に1~2回している。

最初はテニスをした後に違和感がある程度だったが、最近はプレー中に痛みを感じるようになってきた。

また、痛みが出てきてからは腕の張りを以前より強く感じるようになった。

荷物を持ったりして、指先(特に薬指と小指)に重みが掛かると肘の方にズキっと痛みが走る。

 

治療と経過

触擦では、上腕骨内側上顆部に圧痛が認められた他、前腕屈筋群の筋緊張と圧痛が確認出来た。

前腕屈筋の内側上顆付着部のトリガーポイントによる痛みと推察し、付着部を中心に前腕屈筋へ鍼治療を行った。

【1回目】 腕全体がとても軽くなった。肘の痛みも少し減っているように感じる。

【3回目】 痛みは減っているが、まだ指先に重さが掛かると肘が痛む。

【5回目】 腕の筋肉が硬いように感じる。肘の痛みは半分以下になっている。

【8回目】 痛みはほぼ無くなった。近々テニスを再開してみようと思う。

【9回目】 テニスをしてみたが、問題なくプレー出来た。プレーの後は少し腕に張りを感じた。

 

考察

一般的にテニス肘=外側上顆炎という認識ですが、今回のケースは内側の痛みでした。

テニスによって痛めるのは一概に外側と言えず、プレースタイルや使い方によっては内側を痛めることもあります。

今回の痛みの発生機序は、筋肉の骨付着部に繰り返し強い負荷が掛かってトリガーポイントが形成されて痛みが生じた、所謂使い痛みです。

腕は日常的にもよく使うため、肘の痛みは治るまで時間を要する事もあります。

また、そのうち治るだろうと放っておいても改善されないケースも多々ありますので、早めの治療が大切です。

 

関連ページ

肘の痛みについて

 

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