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膝の痛みで正座が出来ない(70代 女性)
主訴
半年ほど前から階段を上っている時に膝に痛みを感じる事があり、この最近2ヶ月は平地を歩く時にも膝が痛くなってきた。
膝に痛みが出るようになってから、徐々に正座が出来なくなってきて困っている。
膝を軽く曲げる程度なら痛くはないが、それ以上曲げると痛く、とても最後まで曲げる事が出来ない。
椅子に座っている時でも何となく膝が痛いように感じる事がある。
治療と経過
【視診】特に異常は見られなかった。
【触擦】大腿直筋と内側広筋に筋硬結があり、内側広筋の筋硬結から認知覚が得られ、歩行時の痛みと同様の痛みを確認出来た。内側広筋のトリガーポイントが痛みの原因と判断し、鍼治療を行った。
【1~2回目】特に変化なし。
【3回目】歩く時の痛みが少し和らぐ。
【4~6回目】痛みに大きな変化はないが、膝のお皿の周りが軽くなってきた。
【8~9回目】歩行と階段での痛みがほぼ無くなる。
【10回目】正座が出来そうな気がしたので試しにしてみた。体重をかけると少し痛かったが、以前より曲げられるようになっている。
【14回目】膝を可動域一杯に曲げても痛みが出なくなり、正座が出来るようになる。
考察
今回のケースは、大腿直筋と内側広筋のトリガーポイントが膝の痛みの原因となっていました。
関節の周りの筋肉や靭帯などの組織が、膝の症状の原因となっている事も少なくありません。
変形性膝関節症と診断を受けて、ヒアルロン注射を何回も打っているが一向に改善されないといった例もよく耳にします。
膝の関節や軟骨も大切ですが、膝の関節を支えている周りの組織の治療も大切です。
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