膝の内側の痛み、鵞足炎 | あきた鍼灸整骨院

膝の内側の痛み、鵞足炎（50代 女性）

主訴

海外旅行中に長い坂道を歩いた。その後から膝の内側が痛くなった。

歩行と階段の上り下りが痛くて辛い状態で、立ち仕事にも支障を来たしている。

5年ほど前にも膝が痛くなった事があり、その時は知らないうちに治っていた。

来月にまた旅行の予定があるので、痛みを早く治して歩けるようになりたい。

 

治療と経過

【視診】膝蓋骨の内側から下方にかけて部分的にやや浮腫が見られた。

【触擦】膝の内側の鵞足部に強い圧痛と「痛いのはそれ！」と認知覚を確認できた。このトリガーポイントが痛みの原因と判断し、鍼治療を行った。

【1回目】痛みが半分ほどになる。歩くのと階段の上り下りはまだ少し痛む。

【3回目】歩行での痛みが無くなる。

【4回目】仕事で1日中立ってると少し痛くなるが、この程度なら支障はない。

【6回目】階段の上り下りでの痛みが無くなる。

 

考察

鵞足部は大腿の3つの筋肉が骨に付着する部位です。

この部位にトリガーポイントが形成されて活性化すると、膝の内側の痛みとして症状が現れます。

膝の痛みは長期化すると痛みがなかなか取れないケースも少なくありません。

歩行等に支障が出る前に、早めに治療を受ける事が大切です。

 

関連ページ

膝の痛みについて

 

治療院のご案内

 

▲ページトップに戻る