寝違えによる首の痛み

寝違えによる首の痛み（30代 男性）

主訴

朝起きて、首を動かしたら激痛が走った。

首を少し動かすだけでビキッと強い痛みが走り、首を回したり上を向く事が出来ない。

過去にも寝違えて首が痛くなった事はあるが、ここまで強い痛みではなかった。

仕事はデスクワークで、いつも首や肩のコリは自覚している。

 

治療と経過

触擦すると、首の筋肉に強い緊張が見られ、圧痛があった。

首から肩にかけて、認知覚の得られた筋肉のトリガーポイントに鍼治療を行った。

【1回目】痛みは完全に取れてはいないが、首をだいぶ回せるようになる。

【2回目】上を向く時の痛みは無くなった。首を回すと可動域の最後の部分で少し痛む。

【3回目】首を回した時の痛みが完全に無くなる。

 

考察

首から肩の筋肉にコリや硬い部分があると、就寝中の姿勢によってはその部分の血行不良等により寝違えの原因になります。

近年、パソコンやスマホの普及によって首の筋肉が酷使されており、それに伴って首こりによる症状が増加しています。

寝違えや首こりの症状を予防するには、コリを定期的にケアする事が大切です。

 

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