ひどい肩こりと腕のだるさ

ひどい肩こりと腕のだるさ（30代 女性）

主訴

肩こりがひどく、右腕全部が重くだるい。

最初は肩がこっている感じだったのが、段々と痛くなってきている。

ここ一週間くらい、毎晩のように痛みで夜中に目が覚める。

右腕のだるさで料理をするのも苦痛である。

仕事はデスクワークで、肩こりは常日頃からあるがここまで辛く感じた事はない。

 

治療と経過

【触擦】肩の筋肉の硬さが全体的に見られた。肩甲骨の筋肉から腕のだるさの認知覚が得られた。肩甲帯と頚部の筋肉のトリガーポイントに鍼治療を行った。

【1回目】痛みが少し和らいだ。腕のだるさもマシな気がする。

【2回目】痛くて夜中に目が覚める事は無くなった。

【4回目】肩が凝っている感じはするが痛みは無くなった。

【5回目】腕のだるさはほとんど感じない。肩は張っている。

【8回目】肩こりが全く無いわけではないが、治療を受ける前に比べたら肩がかなり軽い。デスクワークの後でも以前ほど肩が気にならなくなった。

 

考察

肩こりは、こりの部分で筋肉の硬化と血行不良が起きている状態です。

この状態が進行すると、【血行不良→硬化→血行不良→さらに硬化→血行不良→…】と悪循環のループが生まれます。

悪循環から肩こりが重症化すると、こり感が痛みに変化します。

痛みは体からの警告信号です。

体が警告を発する前に、筋肉の状態を改善しておく事が大切です。

 

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